八段に合格することは一つの目標だと思います。
そこを目指して頑張ろうと思うことで練習量が増えて上達したり、
モチベーションが上がり楽しくなるということもあります。
高学年も多くなったので、年3回の試験ではだいたい2〜5人くらいの生徒さんが受検しています。しばらくご報告をしていませんでしたが、みんな頑張ってくれて続々と合格されています。
合格者は特待生として大人の生徒さんと同じお手本に進み、今度は師範免許取得を目指します。昨年の中3生も多くが高校生になってもお通いいただいていまして、しかも書道選択や書道部を選んでくれ、とても嬉しく思っています。
まだ小さなお子さんはあまり級にこだわりすぎると、どうして進級しないんだろうと考えてしまうこともありますが
そんな時は、始筆をもっと気をつけてキリッと書いてみようか、とか、
細いところや太いところなど変化をつけてみようか、など具体的にアドバイスするようにしています。
ゆっくり、コツコツやっていきましょう。
先日ある男の子から質問がありました。
お手本にそっくりじゃないとあがらないの?
そんなことありません。
基本的な書き方や字のバランスを掴むために、お手本をよく見て書くことは大事です。
でも、人によって個性が出るのは当然のことですし、検定の先生はしっかり頑張ってくれていることをきちんと評価してくれるから、自信を持って書こうね。
そんなふうにお返事しましたら、笑顔になってくれました。
今月は画仙紙課題に取り組んでいます。
心を落ち着けて、行動も落ち着いて、
素敵な作品を書いてくださいね。
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