今月は9月号の課題と並行して、日本習字硬筆展に出品する為の作品も書いています。
お手本を見て、何度も何度も書き直してがんばっている子がたくさんいます。
写真は2年生の男の子。
1文字に何分かかるのでしょう。1枚に1時間近くかかることもあります。
ちょっと曲がったら、もう!ダメ!もう1回!と消して
最後の1文字まで、その気持ちが折れないところがすごいと思います。
その努力とこだわりがよくわかる、手の跡がたくさんついた写真です。
もう少し肩の力を抜いて書いていいんだよと言いたくなったり、
ちょっとくらいお手本と違っていても、全体のバランスが大事だから大丈夫だよと言いたくなったり。
消しゴムあまり使わない方が綺麗な作品が仕上がるよ
これはよく言ってるのですが(^^;)
できれば1回も消しゴムを使わず、紙にシワがよることもない方がいいのですが、
そうは言っても
綺麗に書きたいあまり、どうしても何度も何度も消して書いて消して書いて…
でも、
その気持ちが嬉しい。
その心意気がきっと次につながる。
そう思って、ちょっと言葉を挟むのを我慢して見守っています。
そのうち、そんなに消しゴムを使わなくても書けるようになるでしょう。
でも、綺麗に書きたいという前向きな気持ちや、お手本とここが違うなと気付くその観察力は、
なかなか教えてもすぐに身につくことではないと思いますので
その芽が出た今は、そっと見守り満足感を味わってもらいたいと思います。
締め切りまであと少しです。
がんばりましょう。
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